2017年3月19日、東京コントーションスタジオ ノガラにて、第一回馬頭琴ひろばが開催されました。(馬頭琴ひろばの開催目的、要項などはこちらを参照してください)

しゃがぁ事務局としては、ご厚意でお預けくださった馬頭琴3本+モンゴルの馬頭琴工房Khan musicさんが寄付くださった馬頭琴2本の計5本を、そして、ボランティアで参加くださった方々のご提供もあって、合計11本の馬頭琴がワークショップ用に準備されました。

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そして、馬主の方々(馬頭琴所有者をこのように呼びます)はご自身のウマ(馬頭琴)を連れてきてくださいまして…。

総入場者は30名を超えての開催となりました。わざわざ、このために愛媛や岐阜、長野、大阪、北関東など、遠方からも参加くださった方もいらっしゃいまして、主催側としては、こういう会の開催が望まれていたことを実感できました。

また、小学校コンサートで訪問した学校の子どもたちが親御さんにつれられて、いや、親御さんたちをつれてきての参加もありました。学校で聴いて興味を持ち、触ってみたいとやってきてくれたわけです!これまた、いい機会の提供ができたと、自画自賛しています。


ワークショップ第一部では「ウーリンボル」を課題曲として、約40分ずつを2グループにわけてやりました。

ボランティア参加くださった塩田さん、田中さん、旧橋さん、永瀬さん、村上さん、岡田さん、鎌田さんたち、馬頭琴経験者さんたちが、はじめて馬頭琴にさわる方々に、ちょいちょいちょいちょいっとご指導をしてくださり、みんなで大合奏!となりました。

細かいことはいいから、とにかく、音を出して、音を変えて、リズムをあわせて、弓をひいて…。

ご自宅でひとりで、「こうかな?こうかな?あれ?うーん…」とかとうなっていた方々も、「おぉっ!こうかぁっ!」と鳴らしまくることができたようです。

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そして、つづいて、舞台部門に。

「我こそはぁ!」っていう演奏希望者の方が5人しかいなかったので、自由発表部門とコンテスト部門を一緒にしてしまいました。

おひとり約10分ほどでそれぞれに演奏していただきました。

予定では、「私のお馬」をテーマにして、ウマにちなんだ曲を競っていただくというものにしたかったのですが、ま、いろいろ参加者のみなさんのご都合もありまして~。なんでもいいからやってくださいってことにしてしまいました。主催者としては、やはりウマしばりをしたほうがよかったかなぁとも思ったのですが、結局、いろいろなタイプの演奏をご来場のみなさんに聴いていただけたという点では満足度の高いものとなったようです。

荒城の月、フールフンハリオン、ドゥルブンオイラティンオリア、私のジョノンハル、ホーミー(すみません、曲名忘れてしまいました)、窓の上のハエ、タトラガ、スーホの白い馬といった曲たちが5人の演奏者によって披露されました。

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演奏後、来場者全員が、手持ちのおはじき(5個)を気に入った演奏者に好きな数だけ手渡すという投票形式で1~3位までを決定しました。


さて、舞台部門が終わってからは、ワークショップ第二部、トゥメンアグティントゥブルグーンの開始となりました。

舞台部門が終わってからお帰りになった方々もいらっしゃいましたので、ワークショップ第二部では来場者全員がそれぞれ馬頭琴を持つことが出来、みんなで一斉に演奏をすぐにできました。

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そして、舞台部門の表彰式に。

賞品は…えっと貧乏なイベント企画なので…

ドルジパラムさんにつくっていただいた切り絵色紙を!ということにしました!いや、むしろ世界に一枚しかないレアものってことです!(と、やっぱり自画自賛)

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第三位 田中さん!

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第二位 旧橋さん!

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第一位 永瀬さん!


 そして、最後に……

モンゴル国に広く伝わる馬頭琴起源説話フフーナムジルを紹介して…

ジョノンハルについて、その意味、意義などについて、ちょいとばかし…。なぜ、私がジョノンハルにこだわるのかなどについて、少々熱めに語らせていただきました。

ドルジパラムさんも、「まずは誰のでもいいからジョノンハルを覚えるのがいいんだ。そして、いろんなジョノンハルを覚えていくと、気がつくと自分がイメージするジョノンハルができあがるんだ。そして、馬頭琴も弾けるようになっているんだ」とおっしゃるんですよねぇ。

そして…

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ドルジパラムさんのジョンハルを締めに披露していただきました!


 そして、締めの挨拶をさせていただいて、大団円!

と、ところが…。大団円をしてしまってから、気がついたことが…

馬頭琴ひろばのチラシには「13:00~17:00」と…。そしてさらに、そのチラシのプログラムをみると最後のプログラムが終わるのが17:40に…。

で、閉会の言葉を言ってしまって、しばらくして、このことに気がついた時間が…まだ16時ちょい過ぎ!

予定していた舞台部門が短く終わってしまったが故の前倒し…に。そして、そのことに私自身が気づいていなかった…

本当にごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!

なんという粗相…。

そして、16時過ぎになってから、来場した方が…。

で、でも、名残惜しくて残っていた方々もまだまだわらわらいましたし、遅くなってから来場した方々にも、馬頭琴を時間いっぱいまでいじり倒していただくことが出来ました。

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17:30まで、ウマいじりは続き…そして終了。


 今回は、どれだけ馬頭琴を準備できるのか?また、ワークショップ参加希望者がどれくらいになるのか?舞台部門参加者の人数…そういったことすべてが未知数だったこともあって、でたとこ勝負だというような、実にいい加減な企画運営となってしまったこと、心よりお詫び申し上げます。

なんとなくではありますが、私がイメージしていた、”ひろば”な状況になったと思っています。馬頭琴経験者の方々がその存在をアピールでき、新しい出会いやネットワークを作ることにつながり、ふらっと立ち寄った方が、”相当な時間”自由に馬頭琴をいじり回せたのではないでしょうか。

もちろん、次回への課題もはっきりしました。より満足していただくためには、提供できる馬頭琴の数を把握、確保すること。ワークショップ参加者の人数を把握すること(場合によっては定数制も考える)、子ども向けプログラムも考えること、子ども用の弓の準備(大人用は大きくて長くて子どもには扱いにくい)などなど、です。

今回の馬頭琴ひろばは、当初予定していた、舞台部門参加者の方からの参加費徴収を直前でやめ、ワークショップ参加者同様、無料で参加していただくことにしました。当日、なりゆきでいろいろなことをしていただくことになったことは大変申し訳なかったのですが、快く、様々に協力くださったこと、心より感謝しています。

募金箱を置かせていただいて、集まったお金からドルジパラムさんへの謝礼、会場費用を捻出しました。募金くださったみなさん、本当にありがとうございます。

会場は、大学の後輩が運営しているコントーションスタジオ ノガラでした。無料で貸してくれるという話でやらせてもらったのですが、いざ当日行ってみるとかなりいろいろと準備してくれていて…かなりの労力をかけてくれていたんです。ですので、払えるだけお渡しするべきと判断し、できるだけをお渡ししました。

また、北海道のN女史から、「なにかと使うことになるでしょうから、寄付するね」と託されました馬頭琴の弦3セットはウーリンボルの部で急遽メロディー演奏(第一馬頭琴)パートをひいてくだった田中さんに差し上げました。

今回の馬頭琴ひろばの開催にあたり、企画の段階でいろいろとご意見、ご指導くださりました馬頭琴世界の永瀬さんにはいくら感謝をしても足りない…のですが、とにかく、今後も続けていくことでご恩返しをしていきたいと思っています。

第一回馬頭琴ひろば…馬頭琴に関わる人々の裾野を広げていきたいという思いだけで、思いつきと勢いではじめてしまいました。

でも、きっと続いていくと信じています。

これからも、馬頭琴が好きな皆さんの温かいご支援をいただけますよう、心よりお願い申し上げますとともに、みなさんの馬頭琴ライフが自由で、幸多からんことをお祈り申し上げます。


最後に・・・・お願いがあります…。

もしも、もしも、もしも、ご自宅で眠っている馬頭琴がありましたら、ご寄付願えないでしょうか?もしくはお預けいただけないでしょうか?

馬頭琴ひろばでのワークショップ以外に、しゃがぁでは今後、各地で馬頭琴ワークショップを開催したいと思っています。が、いかんせん、手持ちの馬頭琴の数が少ないのです。

ある程度の時間、自由にいじくりまわせるようなワークショップをやりたいと思っているんです。ですから、馬頭琴がたくさん必要になります。

どうか、どうか、出来ることでしたら、馬頭琴をください!なんと、あつかましいお願いだろうと思うのですが、もしももしもよろしければ、お願いします!

着払いでお送りいただけると幸いです。ご相談ください。